どうも、さわむらです。
突然ですが、断捨離って
したことありますか?
正直に言って、さわむらはありませんでした。
一人暮らしをしている自分の部屋は
そこまで汚くない自負はあったのですが
特にヒドいのは実家の自分の部屋。
今までの20数年分の積み重なったゴミ思い出たちが溢れてます。
今までも、作業部屋として使う
現在住んでいる部屋の掃除や断捨離は
定期的にしてたんですが
実家となると物の多さもあって
めっちゃ気が重い…
ずっと目を背けてました。
そんな僕のことを見透かしたかのように
僕の師匠は僕に「この年末、実家の部屋の
大掃除をしてください」
という指示を出してきた。
「実家の部屋なんて作業に
関係ないんだからいいじゃん!!」
と、実家の物の多さゆえに
掃除から逃げたくなる僕は
必死にやらない言い訳を考えていました。
しかし、当然そんなへなちょこな
言い訳なんて一蹴されるわけで。
「あー、いいんで。
とにかくやってください。」
いや、うん。わかってたんだ。
どんな言い訳をしようとしても
僕の師匠はそんなものが通用しない人
だってこと…
ということで、さわむらは渋々
実家の大掃除をすることにしました。
朝8時。
こんなに朝早く動き始めたのは
いつぶりだろうか…
そんなことを思いながら
久々の実家のベッドで起床した僕は
ダラけるとぜっっっっったいに掃除しない
と思い、目覚めた瞬間に
ベッドから飛び起きました。
そしてすぐに掃除を開始しようとする
さわむら。
僕の実家には、本棚が2つあります。
本棚には、マンガ・小説・ビジネス書。
学生時代の教科書や学校で配られたプリント
その他どこでもらったのか
よくわからない資料などなど。
改めて本棚を眺めながら
「本棚って言ってるクセに
本以外のものもかなり多くあるな」
なんて独り言をつぶやきながら
作業を開始しました。
まず手を付けたのが
本以外のプリント・書類の整理。
・小学生のときの課外学習の資料
・いつか旅行に行ったときの
どこかの施設の入場券
・高校時代、受験勉強をしていたときの
塾のテキスト、ノートなど
・卒業時の寄せ書き
………
いちいち挙げるとキリがないほど
色んなものが出てくる出てくる。
忘れ去っていたような記憶を
呼び起こしてくれるアイテムの数々に
思わず余韻にひたりそうになる。
しかし、片付け始めて思い出に浸っていては
どうしようもない。
そんなことを思い余韻に浸りそうになる
自分をギリギリ食い止めて
さらに片付けを進めていく。
そうやって片付けを進めていくうちに
「これ、いるかな…」
と迷うアイテムも多くあった。
そのひとつが、高校時代通っていた
塾のテキスト・プリント・
ノート類。
僕は高3の秋からの半年間だけですが
受験勉強にがっつり取り組んだ
時期がありました。
その結果、某私大に一般受験で合格できた。
そんな思い出や過去の栄光のような
ものがあって、受験生時代のテキスト類を
捨てるのは
自分の努力の証を捨てる
ようなものなんじゃないか
という葛藤がありました。
でも、そんなときに思ったんです。
「いや、お前何歳だよw
いつまで高校時代の栄光に
縋ってるのwww
これ捨てて、今から新しく
努力の証をつくればいい
だけじゃんww」
いや、自分で考えておきながら
「マジでそれなw」
と自分にやたら納得してしまった。
でも本当にそうで、昔頑張ったこととか
その証拠になるものとかって
どうしてもとっておきたくなっちゃうもの。
でも、そんなの過去の栄光で
今の自分には何の関係もない
こと。
逆に、自分が昔頑張ったと誇れるものがあると
それについ縋ってしまいたくなる分
手放してしまった方が「今、頑張る」
というスイッチを入れやすくなるもの。
そんなことに気づき、僕は
受験生時代のテキスト・プリント・ノート類を
全部捨てました。
いやー、ゴミ袋に入れた瞬間。
めっっちゃスッキリしましたww
そして、捨ててみて
「なんだ、捨てることなんて
大したことないじゃん」と思えました。
その日、僕は気づけば
45Lゴミ袋4袋に書類を詰め込んで
捨ててました。
掃除の結果と気づいたことを
メンターに話したら
「あー、掃除やって
それ気づけたの良かったですね。
物を捨てるときって、自分の価値観が
色濃く出るんですよ。
自分にとって何が大事かっていう価値観が。
いまのさわむらさんにとって
昔達成したことなんて関係ない。
逆にそれを「捨てる」という行為を通じて
吹っ切ることで前に進めるようになった。
ある意味、教科書捨てて足かせが
とれたようなもんですね。」
と言われた。
今回も思った。
メンターは何も言わないけど
指示することにはめっちゃ意味があるんだと。
信じた人の指示はとりあえず
脳死でやってみることも大事
だよね。
ということで、過去の栄光が
すべてなくなったので僕は
今日も「今」を全力で積み重ねていきます!
それじゃ!